上司と部下のe関係

  • チームリーダー/中途入社 立石祐也 好きなガンダムは「ZZガンダム」

    先輩:中途入社3年目
    葛西港人

    得意料理:サンドイッチ

  • 会社は社長ではなく
    みんなで作るもの。

    同じプロジェクトチームの
    先輩(30代)×後輩(20代)
    特別対談
    クッキング編

  • 取締役/秋山健次

    後輩:新卒入社4年目
    鈴木達也

    得意料理:パスタ

実はエンジニアの仕事と、料理って似ている!?

葛西/今日は一緒にサンドイッチを作ろうと思って、具材や道具を用意しました!事前に具材や時間の検証をして、これがいいなぁと。ではさっそく始めましょうか。まずは自分がサンドイッチを作ろうと思います。基本的な作り方を見てから、鈴木くんも好きな具材でサンドイッチを作ってみてね。エンジニアの仕事でもあるでしょ、こういうの。

鈴木/準備が整っていてビックリ(笑)。既存のモジュールを使ってシステムを作る、みたいな。それを料理でやってみるってことですよね、わかりました!でも、サンドイッチを作ったことはないかな…。一人暮らしなので自炊はよくするんですけど、コンロが一つだけなんです。だから、鍋に色々と入れて煮るような料理ばかりしています。でも、ホットサンドメーカーがあるので、ホットサンドを作ったことならあります!

葛西/ホットサンドメーカーね!あれ、色々と使えそうだから気になってたんだよ。冷凍餃子を敷き詰める料理動画を見たんだけど、作ったことはある?

鈴木/僕も気になっていました!でも、まだ作っていません…。オムレツは作ったんですけどね。ホットサンドメーカーで作る料理の専門動画チャンネルは面白いので、僕もよく見ています。ピザを折りたたんで焼いているのとか、作ってみたいものがたくさんあります。

葛西/自分の家はIHコンロなんだけど、ホットサンドメーカーって使えるのかな?

鈴木/両面を焼けるので、大丈夫だと思いますよ!

葛西/ここはエンジニアとしてしっかり検証をして購入を検討します(笑)!

鈴木/ぜひ(笑)!調理器具にこだわりはありますか?僕は、安くて長持ちするかどうかで選ぶので、コスパ重視ですね。

葛西/自分に合うものを選ぶことが大切だよね。エンジニアだからなのか、低温調理器を買ったときもすごく調べた。自分は効率重視だから、食器類は簡単に交換できるものが多いかな。今日使おうと思っている白いお皿も、陶器に見えるけど実はプラスチック。ダメになっても捨てやすいからね。

鈴木/これプラスチックなんですね。気づきませんでした。話しているうちに、葛西さんのサンドイッチがほぼ完成してる(笑)!

葛西/最後に半分に切ったら盛り付けて、ポテトチップスを添えたら…はい完成っと!じゃあ今度は、鈴木くん。(パンを用意しながら)これで作ってみて。

鈴木/すごいっ!断面がキレイ!お店のサンドイッチみたいです。葛西さんのサンドイッチは、チキンがメインですか?

葛西/そうだね。チキンサンドって言うのかな。このチキンは、さっき言った低温調理器で作ってきたんだよ。みんなに食べてもらいたいから、いつもより長く加熱して蒸し鶏みたいにしてきたけど。ソースはマスタードにハチミツを入れて食べやすくした、ハニーマスタード。食べる人に合わせて調整するのも、お客様に合わせて作るエンジニアの仕事に似ているね。じゃあ、好きな具材をのせて作ってみようか。具材を乗せる順番も同じにしなくていいからね。

鈴木/じゃあ、まずはハムを…。

葛西/パンとハムの断面を合わせたほうが、切ったときにキレイになるよ。

鈴木/こういうことですね!

葛西/そうそう、いい感じ。具材を挟んだら、シートに包んでからパンを切る。そして、お皿に盛り付けて…良い感じだね!

鈴木/ありがとうございます!できました!

事前準備と役割分担で、機動力の高いチームに!

葛西/どんな料理が得意?

鈴木/得意と言えるのかわかりませんが、パスタにはなんでも合わせます。例えば、麻婆豆腐にパスタを合わせるとか。中華はどれも味が濃いから、意外と合うんですよね。

葛西/パスタと中華ね。なんかわかるなー(笑)。

鈴木/葛西さんの得意料理は?

葛西/今は一人暮らしだけど、家族と一緒に住んでいた時から料理担当だったからな…。なんでも作るけど、サンドイッチは好きでよく作るよ。そうだ、自分をサンドイッチの具材に例えてみる(笑)?

鈴木/面白いですね(笑)。僕は…この葉っぱは、なんですか?

葛西/サラダ菜。レタスとかよりも苦味がなくて、食べやすいやつ。

鈴木/じゃあ、サラダ菜!僕は2つのプロジェクトを兼任しているので、「なんでも合わせられる」という意味で。

葛西/うまいな(笑)。自分はパンかな。インフラ担当だから、「みんなを支える土台」ってことで…よし!残った具材でもう一品。棒棒鶏(バンバンジー)を作ります!(手際よく具材を盛り付けて)ソースをかけたら、これを…。

鈴木/ひと手間だいじですね!(のぞき込んで)それは…?

葛西/ナッツを砕いたやつ。これをかけたら、さらに一味とラー油も足して…(お皿にこぼれたラー油を拭いながら)完成!

鈴木/やっぱり手際がいい!仕事でも、いつもしっかりと準備をしていますよね。

葛西/鈴木くんも同じだよ。いつもプロダクトをしっかりと調べ上げているよね。うちはメンバーが多いチームだから、役割分担が大事。いつも助かっています。

鈴木/自分はアドリブが苦手なので準備をしているんです。だから料理をする時も、レシピをしっかりと読み込んで、分量や時間を調べて作ります。後片付けは苦手なので、後まわしにしてしまうんですけど(笑)。

葛西/エンジニアの仕事も仕様書というレシピがあって、それ通りに組み立てていくから料理と似ているよね。今回はサンドイッチだから、キレイな断面にするために完成形を考えながら具材を並べていった。お客様の要望に沿ってカスタマイズするのも似ていると思う。あと、サンドイッチの具材で棒棒鶏を作ることも、フレームワークで新しいシステムを作ることみたいだし。ちなみに自分もレシピを読み込むタイプ。エンジニアの性かな(笑)?

信頼関係があるから、安心してチャレンジできる。

葛西/今はリモートワークだから、こうして対面で話すのは久しぶりだよね。元気な顔が見られてよかった。約1年半ぶり?こうして息の合った料理ができたのは、フルリモートになってからも変わらずにコミュニケーションを取っているからだよね。

鈴木/料理も仕事も、葛西さんに一任してやらせてもらえていることも大きいと思います。それに、こんなにきれいなサンドイッチを作れたのは、しっかりと検証をしてくれたおかげです。

葛西/鈴木くんの大切にしているところにも通じるよね。しっかりと事前に準備をしているから失敗がないし、想定していたものを再現できる。鈴木くんから学ぶこともあります。

鈴木/そう言っていただけて、うれしいです。また他の料理も一緒につくってみたいです!

葛西/準備をすれば、会社でも料理ができるとわかったから、また機会あれば作りたいね。火が使えないから、炊飯器で手羽先と大根を煮るくらいならできるかな。制約がありながらも、できることを考える。これも、エンジニアの仕事に通じているね。

鈴木/そうですね。お客様の要望に沿って作り上げていくことは、むずかしくもやりがいがあります。

葛西/そうだ、今日の昼メシはどうする?

鈴木/もちろん、これ(自分で作ったサンドイッチ)を食べます!

葛西/え~!久しぶりにカレーかなぁと思っていたんだけど(笑)。

鈴木/なつかしいですね!フルリモートになる前は、5のつく日に社長と一緒にカレーを食べに行くのがお決まりでしたからね(笑)。そういえば、社長が今年はBBQを復活させたいと言っていましたよ。数年前にやったときは、みんなでお肉やお魚を持ち寄って楽しかったです。

葛西/食べ物の話をしていたら、お腹が減る~(笑)!じゃあ、最後に。鈴木くんとは毎月の面談でもスキルチェックの話とかをしているけど、あらためて今後の目標は?

鈴木/目標を立てるのは、ちょっと苦手で。ふわっとしているんですけど…。

葛西/目標は、ふわっとしていていいと思うよ。

鈴木/色んなプロジェクトに携わっているので、チームのマネジメントにチャレンジしたいですね。

葛西/全然しっかりとした目標だよ(笑)!自分は目標をジャンルごとに立てて、絞っていったかな。明確に決めてしまうと、ダメだったときに練り直さなければいけないからね。目標を立てるのが苦手なら、とりあえず3つくらい持っておいて、絞っていくのもいいと思うよ。

鈴木/ありがとうございます!また迷ったらそうしてみます。

葛西/じゃあ、こっち(葛西さんが作ったサンドイッチ)食べてよ!

鈴木/(にっこり笑顔で)いただきます!